【指導者の方必見!】少年野球の守備が向上する指導方法

少年野球と練習方法

みなさんこんにちは!

全国各地で行われている高校野球の夏の地方大会

いよいよ佳境を迎えてきています。

 

本日で全ての夏の甲子園大会出場校が決定します。

全国の高校球児のみなさん、暑い中熱い戦い大変お疲れさまでした!

勝ち負けありますが最高の仲間と過ごした約800日間どうでしたか?

 

これからの人生、この800日間は一生忘れることはないでしょう。

かかわってくれた全ての方々に感謝し、仲間に感謝し

残りの高校生活を楽しんでください!

 

前回は【指導者の方必見!少年野球のスローイング上達のコツ

という記事を書きました。

 

順番が前後してしまいますが

今回は捕球技術向上のコツと指導方法をお伝えします。

 

守備の基本、捕球とスローイング

しっかりコツをつかんで華麗な守備を目指しましょう!

 

捕球技術の基本とマインド

1. 基本姿勢の確立

スローイング編でもお伝えしましたが基本姿勢はとても大事です。

ただ、それにとらわれる必要はありません!

選手がリラックスした姿勢で構えることが1番大事です。

 

捕球の基本姿勢は安定した捕球を可能にするための土台になるので

指導をする際はぜひ参考にしてください。

  • 膝を曲げる:膝を軽く曲げ、重心は少し前でリラックスした状態を作る。打球に素早く反応できる体勢を作ります。
  • グローブの位置:グローブは太ももあたりで構えましょう。これにより飛んでくるボールに対して自然に低い体勢で対応できるようになります。
  • 視線:常にバッターに集中し目を離さないことが重要です。インパクトの瞬間に反応できるようにしましょう。

 

2. グローブの使い方

正しいグローブの使い方は捕球の成功率を大きく左右します。

基本姿勢でもお伝えしましたがリラックスすることが重要です。

体が硬くなるとグローブとボールが衝突する原因となり弾いてしまう確率が高まります。

  • キャッチングの基本:ボールをキャッチする際はグローブをしっかりと開き、親指と他の指を使ってボールをしっかり掴みます。
  • 柔らかい手の使い方:ボールがグローブに入る瞬間、手首と指を柔らかく使いボールを吸収するようにキャッチします。これによりボールの勢いを抑えしっかりとキャッチできます。
  • ダートプレイ:地面に近いボールやバウンドボールを捕る際はグローブを地面に平行に構え、体の前でキャッチします。ボールがバウンドしてくる方向に対して、グローブをしっかりと合わせることが重要です。

 

3. 練習方法

捕球技術の向上にはさまざまな練習方法を取り入れることが効果的です。

しかし、基本はキャッチボールです。

絶対にそれは忘れないでくださいね!

  • パートナードリル:パートナーと向かい合い、キャッチボールを行います。互いに正確なスローイングと捕球を意識することで、実践的な技術が身につきます。
  • リバウンドネット:リバウンドネットを使って、さまざまな方向から飛んでくるボールをキャッチする練習を行います。これにより、反射神経と瞬時の判断力が鍛えられます。
  • アップスローキャッチ:ボールを頭上に投げフライキャッチの練習を行います。落ちてくるボールへのキャチング感覚と落下点に入る技術が身につきます。

 

4. メンタルトレーニング

捕球技術の向上にはメンタル面の強化も重要になってきます。

ただ、小学生には難しいことです。

小学生の間はとにかく楽しむ、怖がらない!

  • 集中力の維持:常にボールに集中しプレー中の一瞬一瞬を大切にします。捕球の瞬間に集中力を高めるためのイメージを持つことが効果的です。
  • ポジティブシンキング:ミスを恐れず常に前向きな気持ちでプレーすることが重要です。ミスをした場合は、次のプレーに集中し引きずらないことが大切です。
  • リラックス:緊張しすぎずリラックスした状態でプレーすることが求められます。深呼吸やストレッチなど、緊張をほぐすための方法を身につけましょう。

 

5. フィールドでの実践

実際の試合での経験が上達への近道です。

実践を通じて練習で身につけた技術を応用し

反復練習でさらに磨いていきましょう。

  • ポジショニング:バッターや状況に応じて適切な位置にポジショニングすることが大切です。常に次のプレーを予測し準備しておくことが求められます。スイングで打球が飛んでくるところを予測できるようになれば一人前です。
  • 声かけ:チームメイトとコミュニケーションを取り、声をかけ合うことで連携プレーがスムーズになります。捕球の際に「取る」「私のボール」と声を出すことで周囲に自分の意図を伝えます。
  • 状況判断:試合の流れを読み適切な判断をすることが求められます。捕球後の送球先や次のプレーを素早く考え行動に移します。

 

6. 反復練習の重要性

何事も技術の向上には反復練習が欠かせません。

同じ動作を何度も繰り返すことで技術が体に染み付き

自然な動作として身につきます。

  • 毎日のキャッチボール:毎日の練習の中でキャッチボールは必ず行いましょう。基本的なキャッチング動作を繰り返すことで安定した捕球が可能になります。
  • グローブとボールの感触に慣れる:グローブとボールの感触に慣れることも重要です。練習外の時間でも、グローブを手に取りボールを扱うことで、自然な捕球動作が身につきます。スマホよりボールとグローブを触ってほしいなー。

 

7. コーチの役割

コーチは選手の技術向上やメンタルをサポートする重要な役割を果たします。

何度も言ってますが、自分の考えを押し付けないこと。

選手の資質を見極め、プレイヤーファーストの指導をお願いします。

  • フィードバック:選手の動きを細かく観察し適切なフィードバックを行います。良い点を褒め改善点を具体的に指摘することで、選手のモチベーションを高めます。
  • 個別指導:選手一人ひとりの特性や課題に応じた個別指導を行います。選手の理解度や技術レベルに合わせた指導が効果的です。
  • 模範を示す:コーチ自身が模範を示すことで、選手は具体的なイメージを持つことができます。実際に捕球動作を見せながら指導することで、選手の理解が深まります。コーチングは「見せる・やらせる・チェックする」

 

8. 継続的な学び

「継続は力なり」

この一言につきます、努力を継続することは成長への第一歩です。

指導者は必ずそんな選手を見逃さないように常に目配りが必要です。

  • 自己分析:練習や試合の後、自分自身のプレーを振り返り改善点を見つけることが重要です。動画を撮影し、自分の動きを確認する方法も効果的です。
  • 目標設定:短期的な目標と長期的な目標を設定し、それに向かって努力することで技術の向上を実感できます。具体的な目標を持つことで練習に対するモチベーションが高まります。
  • 学ぶ姿勢:他の選手やコーチから学ぶ姿勢を持つことも重要です。優れた選手のプレーを観察し、自分のプレーに取り入れることで技術の幅が広がります。

 

まとめ

捕球技術向上には基本姿勢の確立が不可欠です。

膝を曲げ、重心を低く保つことで安定感を得る。

グローブの正しい使い方と柔らかい手の動きがキャッチングの要。

 

パートナードリルで基本動作を反復し、リバウンドネットで瞬発力を鍛える。

メンタル面の強化と試合経験も重要です。

継続的な反復練習と自己分析を怠らず、コーチの指導を受け入れる姿勢が成功へのカギになるでしょう。

 

捕球は技術と精神の結晶です。

日々の努力と継続的な学びを大切にし、目標に向かって頑張りましょう。

 

「野球を楽しもう!」

「Enjoy Baseball!」

 

ご覧いただきありがとうございました。

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