これから少年野球を始める方は読んで欲しい!少年野球とグローブについて!

少年野球とグローブ

皆さんこんにちは!

 

甲子園も終わりました。

京都国際さん、初優勝おめでとうございます!!

優勝経験校が早々と敗退したり、県立高校が躍進したりとニュースが多かった大会でしたね。

 

なんと大会の総ホームラン数は7本でした。

打低投高を象徴する大会ですがピッチャーが素晴らしすぎたんです!

キャッチャーのキャッチングレベルもすごい!!

 

これからの高校野球はどれ程の進化をしていくんだろうか?

野球おじさんは楽しみです。

 

今回は野球をする上で必ず必要なグローブついて下記の内容でまとめてみました!

グローブの歴史、素材、価格など説明していきます。

これから少年野球を始める方の参考になればと思います!

 

1. グローブの歴史

1-1 グローブの始まり

野球におけるグローブの使用はアメリカで始まりました。

当初、野球選手は素手でプレイしており怪我を防ぐためにグローブが使われるようになったんです。

最初にグローブを着用したとされる選手はダグ・アリソン。

 

1870年、彼は左手を負傷し鍋つかみのようなミトンをつけて試合に出たのがグローブの始まりと言われおり

この頃のグローブの役割は現在とは異なり指を保護する程度のものだったそうです。

 

1-2 グローブの進化

1877年にグローブが初めて販売され、そしてより使いやすく効果的なものへと進化していきます。

1890年代に入るとグローブは片手をすっぽりと覆う形状になり指が分かれた形のデザインが一般化しました。

下手投げから上手投げへピッチャーの投球スタイルが変化し、多くの選手が着用し進化していったのです。

 

20世紀に入るとキャッチャー用、ファースト用、内野手用、外野手用などポジションごとに

異なるデザインのグローブが登場しこれにより選手たちは

それぞれのポジションに適したグローブを選ぶことができるようになりプレイの質が向上していったのです。

 

2. グローブの素材

2-1 天然皮革

伝統的にグローブは天然皮革を使用して作られています。

牛革・豚革・鹿革が主に使用されていますが、特に牛革は最も一般的で高級グローブにも多く使われています。

これらは耐久性に優れているため長期間にわたって使用できるという特徴があります。

 

天然皮革のグローブは使い込むほど手に馴染みフィット感が増していきます。

これが天然皮革グローブの大きな魅力であり、プロ野球選手から学童野球選手まで幅広く愛用されています。

 

2-2 合成皮革

最近は合成皮革を使用したグローブも普及しています。

合成皮革のグローブは軽量で手入れがしやすく価格も比較的安価であるため

初心者や学童野球選手に人気があります。

 

合成皮革は耐水性に優れており雨天時でも気にせず使用できるという利点があります。

一方で天然皮革に比べて耐久性が劣ることがデメリットとされます。

 

3. グローブの価格

3-1 低価格帯(5,000円未満)

低価格帯のグローブは主に合成皮革が使用されており初心者や学童野球の入門者向けに設計されています。

軽量で扱いやすく手入れも簡単なため初めてグローブを購入する際に適していますが

耐久性はそれほど高くありません。

少年野球をこれから始める子供にはコストパフォーマンスが良い選択肢と言えます。

 

3-2 中価格帯(5,000円〜15,000円)

中価格帯のグローブは天然皮革が中心になってきます。

耐久性とフィット感のバランスが良く学童野球の中級者や競技に本格的に取り組む子供たちに適しています。

手入れには少し手間がかかりますが

しっかりとケアすれば長く使えるためコストパフォーマンスが高いと言えます。

 

3-3 高価格帯(15,000円以上)

高価格帯のグローブは主に高品質な天然皮革(牛皮)で作られておりプロ仕様のデザインが施されています。

オーダーメイドやカスタマイズ可能なモデルもあり

選手の手に完璧にフィットするように設計することが出来ます。

 

学童野球でも高学年の選手が使用したり特別なプレゼントとして購入されます。

手入れには細心の注意が必要ですがその価値は十分にあります。

 

4. グローブのサイズ

4-1 サイズの測り方

学童野球で使用するグローブのサイズは約28〜30cmぐらいです。

サイズは手のひらの幅や指の長さに合わせて選ぶことが重要で

グローブのサイズは内野手用、外野手用、キャッチャーミットなどポジションによっても異なります。

 

参考になります!

 

適切なサイズのグローブを選ぶことでキャッチしやすさが向上しプレイの質が上がります。

以前にも書きましたがまずはオールラウンド用でスタートしましょう!

 

4-2 ポジション別のグローブ

  • 内野手用:内野手は素早い反応が求められるため、コンパクトで操作性の高いサイズが好まれます。
  • 外野手用:外野手は飛球をキャッチするため、やや大きめのサイズが一般的です。
  • ピッチャー用:ピッチャーはボールを隠しながら投球するため内野手用と同程度のサイズが適しています。
  • キャッチャーミット:キャッチャーは専用のミットを使用します。ボールをしっかりと受け止められるよう、他のポジションに比べて大きめのデザインが施されています。

 

5. 主要なグローブメーカー

5-1 ミズノ(Mizuno)

日本を代表するスポーツ用品メーカーであり特に野球用具において高い評価を受けています。

創業は1906年と長い歴史を持ちその品質と革新性で国内外の選手から信頼を集めています。

ミズノの野球用グローブは高品質な天然皮革を使用し熟練した職人による手作業で製造されています。

 

特に「グローバルエリート」シリーズはプロ野球選手からも支持されるほどの耐久性とフィット感を誇ります。

また、ミズノはユーザーのフィードバックを取り入れた製品改良を続けており、

技術革新によって常に最適なグローブを提供しています。

 

学童野球からプロレベルまで幅広い層に対応する製品ラインナップを展開しています。

 

5-2 ゼット(ZETT)

1919年に創業された日本の老舗スポーツ用品メーカーで野球用具の分野で広く認知されています。

ゼットのグローブは耐久性とコストパフォーマンスの高さで知られており

初心者から上級者まで幅広いプレイヤーに愛用されています。

 

特に「プロステイタス」シリーズはプロ選手のニーズを取り入れた高品質モデルでありながら

学童野球選手にも適した設計が特徴です。

 

フィット感と操作性の良さを追求した設計を行っておりこれによりプレイヤーは

グローブを通じて自然なキャッチングとスローイングを実現できます。

 

価格帯も幅広く設定されているため、予算に応じた最適な選択肢を提供しています。

指導していた高校生たちも比較的使っている選手は多かったですね。

 

5-3 エスエスケー(SSK)

エスエスケー(SSK)は日本を代表する野球用品メーカーの一つで

グローブは厳選された高品質な天然皮革を使用しており耐久性と柔軟性のバランスが優れています。

 

SSKは手に馴染むフィット感と快適な使用感を提供するために細部にまでこだわった製品を提供しています。

SSKの「プロエッジ」シリーズはプロフェッショナルな選手からも支持されており

日本国内外で愛用されておりプレイヤーのパフォーマンスを最大限に引き出すことを目指しています。

 

5-4 ハタケヤマ(HATAKEYAMA)

ハタケヤマは比較的新しいメーカーですが高品質な野球用グローブで急速に注目を集めています。

ハタケヤマのグローブは職人による手作業で製造されており一つ一つ丁寧に作り込まれています。

 

フィット感と耐久性が非常に高く特にキャッチャーミットで有名です。

プレイヤーが最大限のパフォーマンスを発揮できるよう設計されています。

 

学童野球からプロ野球まで幅広いレベルで使用され

特にプロフェッショナルな品質を求めるプレイヤーに支持されています。

 

5-5 久保田運動具店(KUBOTA SLUGGER)

久保田運動具店は1936年に創業した老舗の野球用品メーカーで

「クボタスラッガー」というブランド名で知られています。

 

久保田運動具店のグローブは職人の手によって一つ一つ手作りされており

独特のフィット感と使いやすさが特徴です。

手入れがしやすく使い込むほどに手に馴染む「オリジナルレザー」を使用していることが特徴で

長年愛用されることが多いです。

 

「久保田スラッガー」のグローブはプロ野球選手や学童野球の選手にも幅広く支持されており

その品質の高さから国内外で高く評価されています。

 

6. グローブの手入れ方法

6-1 使い始め

新しいグローブは硬いことです!

使い始めには馴染ませるための手入れが必要になります。

専用のオイルを使って皮革を柔らかくし形を整えることが大切です。

 

ボールを使ってキャッチングの練習を繰り返すことでグローブが手に馴染みやすくなります。

グローブを型付け済みで販売してくれるお店もありますよ!

 

6-2 定期的な手入れ

1番大事です!これが!!

 

グローブを長持ちさせるためには毎日の手入れが不可欠です。

試合や練習の後には汗や汚れを拭き取り乾燥させてから保管します。

皮革用のクリーナーやオイルを使用して適度に潤いを与えることでひび割れや硬化を防ぐことができます。

 

名手と言われてきた選手は毎日の手入れを怠っていません。

毎日手入れをすることで必ず上達します!

 

6.3 保管方法

グローブを使用しない場合は乾燥した場所で保管することをオススメします。

湿気の多い場所や直射日光が当たる場所に置くと皮革が劣化する原因になるからです。

また形を保つために、グローブを広げ立てて保管することをオススメします!

 

最近のグローブは非常に高価な品物です。

物を大事に扱うことは日常生活でも大切なことです。

抱いて寝るまではしなくて良いですが大事な相棒は最後まで大事に扱ってください。

 

まとめ

学童野球におけるグローブの選び方や手入れについて理解することは

子供たちが安全に楽しくプレイするために非常に重要です。

グローブの歴史、素材、価格、サイズ、そして主要メーカーについて詳しく知ることで

最適なグローブを選ぶことが出来るでしょう。

 

学童野球を通じて子供たちがスポーツの楽しさとチームワークの大切さを学ぶために

最適な道具を選ぶことが求められます。

 

筆者はバットよりもグローブを大事に扱ってきました。

もちろんバットも大事に扱っていましたよ!

 

「守備が上手くなりますように」

って言いながら毎日グローブを磨いていましたww

 

守備にスランプはありません!

練習すればするほど上達するのが守備です。

上達の相棒はグローブです。

 

「野球を楽しもう!!」

「Enjoy Baseball!!」

 

ご覧いただきありがとうございました。

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