いよいよ夏本番!暑い季節に突入です。
昔はクーラーをつけて寝たら、翌朝疲れるからダメ
とか言ってましたが、つけて寝ないと命の危険を感じますね。
疲れをとるためには適切な室温管理で
熟睡することがとても大事です。
夜の熱中症には気をつけましょう!
7月に入るとプロ野球ではオールスター
高校野球は甲子園の地方大会がスタートします。
高校3年生は最後の夏の大会
人生が変わるかもしれない
打高投低になりやすい夏の甲子園ですが
今年は逆になりそうですね。
そう、低反発バットの出現!
友人の高校野球の監督に話を聞いてみました。
「低反発バットは飛ばない」
「守備力大事」
芯に当たれば飛びますが
少しでも芯を外したら凡打の山
これからの高校野球は守備力がレギュラー奪取のカギ!
今回は守備力向上について参考になればと思っています。
守備からリズムを作る!
そんな作戦がトレンドになるかも⁉︎
1、基本技術
1-1 構え(グローブの持ち方、足の位置)
守備の基本は正しい構えから始まります。
守備の構えは足を肩幅程度に開き、軽く膝を曲げて重心を前に保つことが重要です。
グローブは腰の位置で構え指先は地面に向けます。
これにより、素早くボールに対応することが可能になります。
高学年なればスプリットステップも取り入れてみましょう!
スプリットステップとはバッターがボールを打つ瞬間に軽くジャンプをし
空中で打球の判断をする動作のことです。
両足が地面に着いている状態よりも一歩目の反応が速くなります。
ただ、デメリットもあって常にジャンプをするので疲れます。
またタイミングを合わすことがとても重要なので集中力が必要になります。
1-2 ボールをキャッチする技術
ボールをキャッチする際はグローブの中心でボールをとらえるように意識します。
これはキャッチボールの基本ですが、守備でも同じことが言えます。
ゴロを捕球する場合はバウンドを合わせることがとても重要です。
合わせる=合わせにいく
ちょっと難しい表現ですが、捕球しやすいバウンド(ショートバウンド)で
捕球できるように動くことです。
これを覚えるとかなり守備力は向上します!
そして体の正面(真ん中)でボールを捕球すること
これによりトンネルするリスクを減らせます。
よく「左足の前」と言いますが ※右投げの場合
これは大きな間違いです。
なぜかと言うとスローイングの動作へつなげるとき
左足の前だと上半身に無駄な動きが多く発生するからです。
無駄な動きはスローイングの安定につながりません。
1-3 スローイング(投げ方)
ボールを投げる際には正しいフォームでスローイングすることが重要です。
肩のラインに沿って腕を振りリリースポイントを一定に保つことで
正確なスローイングが可能になります。
また、ステップを踏むことで投げる力を増幅させることができます。
捕球技術とスローイングについては次回詳しく説明します!
とても大事なことなのでしっかりお伝えしますね。
2、 練習方法
2-1 基礎練習
守備力向上のためには、基礎練習を怠らないことが大事です!
下記のような基礎練習を日常的に行うことが守備力向上への近道です!
- キャッチング練習:チームメイトやコーチとキャッチボールを行いキャッチング技術を磨きます。特にグローブの使い方や足の運び方、ボールを追う目の使い方に注意を払いましょう。
- ゴロの処理:ゴロを処理する練習を繰り返すことで、地面から跳ねるボールに対する反応速度を向上させます。様々な方向からゴロを打ってもらったり転がしてもらったりして、異なる角度やスピードに対応できるようにしましょう。
2-2 実戦形式の練習
実戦形式の練習は、試合の状況を再現するために重要です。
試合のための練習を常に意識しましょう!
- 紅白戦:守備の実戦経験を積むことができます。試合中に発生する様々な状況に対応することで、守備力を総合的に高めることができます。
- 打撃練習の合間に守備練習:打撃練習中に外野手や内野手として守備につき、実際のプレーでボールを捕る機会を増やします。これにより、打球への対応力が向上します。
3、コミュニケーションと連携
3-1 声出し
守備において声出しは非常に重要です。
チームメイト同士で「バックホーム!」「カバーオッケー!」
などの声をかけ合うことで守備の連携がスムーズになります。
特にフライの処理やダブルプレーの際には、声を出してお互いの動きを確認することが重要です。
3-2 シグナル
守備時のシグナルも連携には絶対に欠かせません!
特に外野手同士や内野手と外野手の間では、シグナルを使って誰がボールを捕るかを確認します。
手の合図や事前に声掛けなど決めたシグナルを活用することで、スムーズな連携が可能になります。
このシグナルがないと選手と選手が衝突し大ケガにつながる可能性があります!
4、心理的要素
4-1 自信を持つ
守備力を向上させるためには、自信を持つことが大切です。
練習で身につけた技術を信じ自分のプレーに自信を持って臨むことで
ミスを恐れずに積極的な守備ができます。
ただし、自信となる根拠=練習は相当必要です!
4-2 集中力の維持
試合中は常に集中力を維持することが求められます。
一瞬の気の緩みがミスにつながるため
常にボールの動きや試合の展開に注意を払うことが重要です。
低学年にはかなり難しい課題です。
試合中に寝る子や砂遊びする子供はたくさんみてきました。
集中力を保つためには、適度な休憩やリフレッシュも必要です。
5、上達のためのコツ
5-1 自己分析とフィードバック
自分のプレーを振り返り何が良かったのか
何が改善すべき点なのかを分析することが上達への近道です。
また、コーチやチームメイトからのアドバイスを受け入れ、次に活かすことも重要です。
このマインドは中学生からで十分です!
まずは野球を楽しむこと!
これが大事です。
5-2 プロのプレーを参考にする
プロ野球選手のプレーを観察することで多くのヒントを得ることができます。
テレビやインターネットでプロの試合を見て守備の技術や動きを学びましょう。
また、プロ野球選手の練習方法についての情報も参考になります。
ここで1つ注意点。
マネをすることは守備力向上の近道ですが
プロ野球選手はアマチュア選手と基本技術が違います。
それがプロとアマの差です。
真似ばかりではなく、基本練習を反復し基礎力を上げることを忘れないようにしましょう!
6、ポジションごとのアドバイス
6-1 内野手
内野手は打球への反応速度と正確なスローイングが求められます。
特にゴロを素早く正確に処理し一塁への送球を確実に行うことが重要です。
また、ダブルプレーの際にはスムーズなグラブさばきとスローイングが必要です。
6-2 外野手
外野手は広範囲の守備をカバーする必要があります。
打球に対するスピードと判断力が重要であり、フライの処理やバックアップの動きに注意を払いましょう。
特に長打を防ぐために素早くボールをカットマンに返球する技術が求められます。
足の速さ、肩の強さとなどフィジカルの強さも重要です。
7、メンタルとフィジカルのバランス
7-1 ストレス管理
試合や練習においてストレスはかかりますが適切に管理することが重要です。
リラックスする方法を見つけ、プレッシャーを和らげることで
より高いパフォーマンスを発揮できます。
リラックス方法を見つけることが本当に大事!
なるべく1人にならず、リアルな話し相手と時間を共有しましょう!
7-2 バランスの取れた生活
良い守備をするためにはバランスの取れた生活も重要です。
これは本当の話!
適切な食事と十分な睡眠を確保し、心身共に健康な状態を保ちましょう!
また、練習と休息のバランスも大切で過度なトレーニングは逆効果になることもあります。
追い込みすごないように!
抜く時は抜く、メリハリのある時間を作りましょう。
8、継続的な努力と向上心
8-1 継続的な練習
守備力を向上させるためには、継続的な練習が欠かせません。
一度身につけた技術も、継続して練習することでさらに磨きをかけることができます。
練習は嘘をつきません!
プロ野球選手も毎日の基礎練習は欠かさないと聞きます。
楽しく練習できる環境を整えるのも指導者の大事な仕事になります。
8-2 向上心を持つ
常に向上心を持ち自己改善に努めることが大事です。
新しい技術や戦術を学び続け
練習することで守備力をさらに向上させることができます。
レギュラー奪取のために守備でアピールする!
監督やコーチはしっかり見てくれています。
まとめ
守備力の向上は基本技術の習得・継続的な練習・チームとの連携
そしてメンタルとフィジカルのバランスを保つことが重要です。
これらを意識して取り組むことで少年野球における守備力を飛躍的に向上させることができるでしょう。
守備はチームプレーの要であり個々の努力がチーム全体の勝利につながります。
自分自身の成長を楽しみながら日々の練習に励んでください。
バッティングにはスランプがあります。
守備や走塁にはスランプはありません!
筆者はバッティングは苦手でしたが守備は自信がありました。
守備でリズムに作り、チームに貢献しバッティングにつなげる。
そう考えながら試合に挑んでいました!
守備は練習すればするほど身につきます。
上達すればするほど守備が楽しくなります。
守備が上手くなればなるほど試合に勝つ確率が上がります。
「野球を楽しもう!」
「Enjoy BaseBall!」
ご覧いただきありがとうございました。
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