連日の猛暑日でバテ気味の筆者です。
こんにちは、お疲れさまです!
夏の甲子園地方大会も始まり、代表校決定の放送をテレビで目にします。
一昔前は、沖縄が夏一番乗り!っとよく目にしましたが
この夏は沖縄、秋田、北海道と一番乗りが3つの地域で代表校が決定しました。
出場校の減少や天候の変化で変わってきたんでしょうか?
甲子園もこの夏から試合開始時間が変更になり
運営の皆さまも大変かと思いますが選手と共に最高の夏にしてください。
今回は前回の記事
スローイングについてお伝えしていきます。
守備は捕球だけではなく、スローイングもセットです。
上手く捕球しても悪送球が多いと
上手な守備とは言えません。
少年野球におけるスローイング(投げる技術)は
チームの勝利に直結する重要なスキルの一つです。
スローイングが上手であれば守備範囲が広がり失点を防ぐことができます。
ここではスローイングを上達させるための具体的な練習方法と
それに伴う心構えについて詳しく解説します。
少年野球でスローイングが上達する練習方法とマインド
1. 基本姿勢の習得
スローイングの基礎は正しい姿勢から始まります。
下記のポイントを意識して練習しましょう。
- スタンス:足は肩幅程度に開き、重心をやや前に移します。両足のつま先はターゲットに向けるようにしましょう。
- グリップ:ボールは親指と中指でしっかり握り、人差し指はサポートする程度にします。ボールを強く握りすぎないように注意します。
- 手首の使い方:手首はリラックスさせ、柔軟に使うことが重要です。硬直した手首では正確なスローイングが難しくなります。
2. 正確なフォームの習得
フォームの習得はスローイングの精度と距離に大きく影響します。
下記のステップで正しいフォームを身につけましょう。
- 準備動作:ボールを持った手は体の後ろに引き、反対の手はターゲットを指差すようにします。このとき出来るだけヒジは肩の高さに保てるように心がけましょう。
- ステップ:ボールを投げる際には、体重を後ろ足から前足に移し前足をターゲットに向けて踏み出します。このステップがスローイングのパワーと正確さを支えます。
- リリースポイント:ボールをリリースするタイミングは、手首が体の前に来たときです。リリース後も手首のスナップを意識しボールが滑らかに指を離れるようにします。
- フォロースルー:投げた後は腕を完全に振り抜き、体全体がターゲットに向かうようにします。フォロースルーをしっかり行うことで投げる動作がスムーズになり、肩や肘への負担を軽減します。
3. 反復練習
スローイング技術を向上させるためには反復練習が欠かせません。
下記のドリルを取り入れて練習の効果を高めましょう。
- ウォールドリル:壁に向かって一定の距離からボールを投げる練習です。壁に当たったボールが自分に戻ってくるように投げることで、正確なリリースポイントと手首のスナップを身につけます。
- キャッチボール:基本的なキャッチボールは、スローイングの精度とキャッチ技術を高めるための基本練習です。相手の胸元を狙って投げることを意識しましょう。
- ターゲットドリル:フィールドに複数のターゲット(コーンやマーカー)を置き、狙って投げる練習です。これにより異なる距離や角度からのスローイングの精度が向上します。
4. 体力と柔軟性の強化
スローイングの上達には体力と柔軟性も重要です。
特に肩や肘の筋力と柔軟性を高めることがスローイングのパフォーマンス向上につながります。
- 肩の強化:軽いダンベルを使ったトレーニングやゴムバンドを使った抵抗運動を行います。肩の周りの筋肉をバランスよく強化することが重要です。
- 柔軟性の向上:肩や腕のストレッチを定期的に行い筋肉や関節の柔軟性を保ちます。特にスローイング後のクールダウンとして行うことをオススメします。
- 全身の体力強化:ランニングや体幹トレーニングを通じて全身の持久力と筋力を高めます。これにより長時間のプレーでも安定したスローイングが可能になります。
5. メンタルの強化
スローイングの技術向上にはメンタル面の強化も不可欠です。
緊張やプレッシャーに負けず冷静に投げるための心構えを持ちましょう。
- 集中力の維持:スローイング時にはターゲットに集中します。短時間で良いので集中力を高めるためのメディテーションや呼吸法を取り入れることも効果的です。
- ポジティブなマインドセット:ミスを恐れず、失敗を学びの機会と捉えるポジティブなマインドセットを持ちましょう。成功体験を積み重ねることで自信を高めることができます。
- チームワークの意識:スローイングはチームプレーの一部です。チームメイトとのコミュニケーションを大切にし、連携を意識してプレーすることで自然と自信と技術が向上します。
6. コーチングとフィードバック
正しい技術を身につけるためには適切な指導とフィードバックが重要です。
コーチや先輩からのアドバイスを積極的に受け入れましょう。
- ビデオ分析:自分のスローイングをスマホなどで撮影し、後で見返すことでフォームの改善点を客観的に確認できます。
- コーチからのフィードバック:コーチからの具体的な指導を受け改善点を明確にすることが大切です。コーチのアドバイスを真摯に受け止め、次の練習に活かしましょう。
- ペアワーク:チームメイトとペアを組んでお互いにフィードバックし合うことも効果的です。互いの良い点や改善点を指摘し合うことで技術の向上を図ります。
7. 継続とモチベーション
スローイング技術の向上には継続的な努力と高いモチベーションが必要です。
下記のポイントを押さえて、継続的な練習を心がけましょう。
- 目標設定:明確な目標を設定しその達成に向けて努力することで練習への意欲が高まります。短期的な目標と長期的な目標をバランスよく設定しましょう。
- 楽しむこと:練習が単調にならないようにさまざまなドリルを取り入れたり、ゲーム形式の練習を行うことで楽しさを保つことが重要です。
- 達成感の共有:小さな進歩や達成感をチームメイトと共有することで、お互いのモチベーションを高め合いましょう。
まとめ
少年野球でスローイング技術を上達させるためには基本姿勢の習得から始まり
正確なフォーム・ドリルの活用・体力と柔軟性の強化・メンタルの強化
コーチングとフィードバック・そして継続とモチベーションの維持が重要です。
これらのポイントを意識し日々の練習に取り組むことでスローイング技術が着実に向上します。
プレーの中で得られる達成感やチームメイトとの絆を大切にし
楽しく取り組むことが成功への鍵です。
「野球を楽しもう!」
「Enjoy Baseball!」
ご覧いただきありがとうございました。
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