【学童野球編】少年野球の注目ルール7選

学童野球

こんにちは!

第106回全国高等学校野球選手権大会(甲子園)始まりました。

健大高崎の春夏連覇か⁉︎それとも新しいページを刻むチームが現れるのか⁉︎

 

今大会から1部、2部制になり暑い時間帯での試合が試験的に組まれていない日がありますね。

筆者の個人的な考えですが、、、

地方大会を早め7月からスタートする!もしくは9月に遅らせる!

 

8月の暑い時期にする理由は何なんでしょ⁉︎

阪神タイガースには迷惑をかけてしまうでしょうが

そこはプロ野球球団なので調整してもらいましょう。

 

筆者が高校野球のコーチをしていたころに熱中症で倒れた選手がいました。

新チームに移行したタイミングだったので

選手はアピールしたいために体調の変化を言い出せなかったのです。

 

病院に運びましたがもう少し遅かったら命に関わる可能性を言われました。

指導者として選手の変化を見逃したことが1番の問題

一生後悔するところでした。

 

選手のために中途半端な施策ではなく

大胆な施策を切に願います。

 

今回は学童野球の注目ルールを7つ選んでみました!

これから学童野球を始める子供達や保護者の皆さんにオススメです。

事前準備をしておくとチームに溶け込みやすいですよ。

 

また、現在頑張ってる子供達も復習の意味も込めて読んでみるのもOK

保護者の方もルールを知ることで応援の仕方が変わってくるかもしれません。

 

注目ルール7選

学童野球(小学生対象の野球)ではルールには選手の安全を確保し

そのスポーツマンシップを育むための特別な配慮がなされています。

もちろん楽しさを重視した特有のルールが導入されています。

 

学童野球において特に注目されている7つのルールについてその詳細と意義を説明します。

1.投球数制限

学童野球では、投手の投球数に厳しい制限が設けられています。

1試合や1週間の投球数に制限をかけることで若い選手の肩や肘に過度な負担がかかるのを防ぎます。

 

例えば1試合での投球数を70球以内、1週間での総投球数を300球以内といった具体的な数字が設定されています。

また連続して投げる日数にも制限があり、連日投球する場合には休養日を設けることが義務付けられています。

 

このルールは成長期にある子供たちの健康を守るために非常に重要です。

過度な投球は肩や肘に深刻な負傷をもたらす可能性があり

将来的なスポーツキャリアにも影響を及ぼす可能性があります。

 

このルールにより子供たちは安全に野球を楽しむことができます。

学童野球に関する投球数制限のガイドライン

 

2.盗塁の制限

少年野球で盗塁禁止のルールが提案されています。

学童野球の低学年ではすでに禁止されているところもあります。

目的はキャッチャーの負担軽減が目的です。

 

2020年、全日本軟式野球連盟が少年野球のルール改革案を発表しました。

この改革案には、盗塁回数の制限やパスボールでの進塁禁止などが盛り込まれ

今後、少年野球の試合において盗塁に関するルールが見直される可能性があります。

 

筆者の個人的な意見ですが、学童野球(特に低学年)では技術や楽しさの習得を

重視するべきではないかと思っています。

 

少子化が進み、野球離れも進むなか学童野球で勝負にこだわる必要はないんではないか?

戦術として必要なら、イニングで回数制限を設け(低学年は禁止)必要性を落とし込む

指導者の力がすごく必要になってきます。

 

このルールはとても難しい問題ですね。。。

ただ盗塁の制限は基本的なプレーに集中するための良い環境を提供することになります。

 

3.マウンドの高さと距離

学童野球ではマウンドの高さや投手板からホームベースまでの距離が成人の野球よりも短く設定されています。

例えばマウンドの高さは約15cm程度に設定されたり(通常は約25cm)

投手板からホームベースまでの距離は低学年は14m、高学年は16mに設定されることがあります。

 

これらの調整により投手と打者の距離感が適切に保たれ

投手は無理な力をかけずに投球でき打者はボールを見極めやすくなります。

このルールは子供たちが正しいフォームと技術を学び、成長するために重要です。

 

参考にどうぞ!

野球競技場区画線(学童部)

 

4.バットの規制

学童野球では使用するバットに関して厳しい規制が設けられています。

特定の素材や長さ、重量に制限があります。

 

バットの長さは約81cm以下、重量は約570g以下に制限されることが一般的です。

また、アルミや複合素材のバットは特定の規格に準拠する必要があります。

 

バットの規制は安全性と公正さを確保するためです。

重いバットや過度に反発力の高いバットは選手の技術に依存しない打撃力を生む可能性があり試合の公平性を損ないます。

適切なバットを使用することで選手は技術を磨き、力だけでなくスキルを重要視するようになります。

 

以前にも書きましたが、重いバットより軽いバットです!

低学年は重いバットは振れませんし、ケガにつながる可能性があります。

 

コンポジットバットは野球を楽しむためには最高のバット!

反面、技術低下につながる。

難しいところです。。。

 

5.プレイ時間の制限

学童野球の試合時間には制限が設けらおり、1試合は1時間半に設定されています。

6イニング制が採用されており時間制限が来た場合、均等回完了しその時点でのスコアで勝敗を決定します。

令和4年度の学童野球新ルールの導入について(改訂版)

 

試合時間の制限は選手の集中力を維持し、過度な疲労を防ぐために重要です。

特に低学年は集中力が続かず、長時間の試合は技術の習得に悪影響を与える可能性があります。

適度な試合時間を設定することで、子供たちは野球を楽しく学び続けることができます。

 

6.コーチの位置と指導

学童野球ではコーチの位置と指導方法に関してもルールが設けられています。

特に試合中のコーチの行動には制限があります。

 

コーチは試合中、ベンチ内や指定されたエリアに留まることが求められます。

守備時にはフィールド内に入ることは禁止されており

 

※タイムをかけてマウンドには行けます、1試合に投手のもとへ行ける回数は3回以内。

延長戦は1イニングに1回。ただし、投手交代の場合は回数に含みません。

攻撃時にはベースコーチとして一塁および三塁付近に配置されることが一般的です。

 

このルールは試合の公正性を保ち、選手たちが自主的にプレイする機会を増やすために設けられています。

コーチが常に選手に指示を出すのではなく、選手自身が状況を判断し行動する能力を養うことが目的です。

 

絶対に大声で怒鳴ったりしてはダメです!

常に笑顔でプレイできる環境づくり

これが1番大事なコーチングだと筆者は考えます。

 

7.選手交代のルール

学童野球では選手交代に関するルールが厳格に設定されています。

全員がプレイする機会を持つように配慮されており、公平な出場機会が保証されています。

 

例えば、全員が最低1回は打席に立つ、もしくは守備につくことが義務付けられることもあります。

また、特定のポジションに限定して出場することも避けられ

複数のポジションでプレイする機会が提供されます。

 

このルールはすべての選手が均等にプレイ機会を持つことでスポーツを楽しみ、学ぶ機会を提供します。

特定の選手が常に試合に出場するのではなく、全員が様々な経験を積むことで

チーム全体のスキル向上が図られます。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

学童野球のルールは子供たちの安全を守り、公平なプレイ機会を提供しながら

スポーツマンシップと技術の向上を図ることを目的としています。

 

各ルールは選手の体調面や安全性を1番に考え、その目的に応じて慎重に設計されています。

これらのルールを通じて子供たちは野球を安全に楽しみながら

スポーツの基本的なスキルと精神を学ぶことができます。

 

学童野球は次世代の野球選手を育てるだけでなく、健全な成長を支える重要な役割を果たしています。

大人たちは常に選手に寄り添い、笑顔で褒めてあげること

このタスクをクリアすることが選手の1番の成長につながるのではないかと筆者は考えます。

 

「野球を楽しもう!!」

「Enjoy Baseball!!」

 

ご覧いただきありがとうございました。

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